昨日開催された「北のシネマ塾」。
今年7回目のテーマは、「8ミリと映画館グラフィティー2 その①」。
街並み画家の浦田久さんと和田由美理事が
戦前から戦後にかけての、映画館の昔話を語りました。
トークの前に、浦田さん提供の8ミリ映写機で、この作品を上映!
カタカタカタ・・・という特有の音の中、
モノクロの怪描モノを楽しみました。
続くトークでは、無声映画の時代が話題に。
怪談モノでは、お化けが出る直前に
ドロドロドロ・・・と太鼓の“生”効果音が入ったこと。
トーキーに移り変わる時期に、弁士のストライキがあったこと。
などなど、浦田さんの思い出話が次々と沸いてきます。
「映画館でしか買えない平べったいあわ餅が好きでした。
母親に美味しくないと言われてガッカリしましたけど(笑)」と浦田さん。
一方、和田さんも「映画館を掛け持ちでソフトクリームを
販売するおばさんがいて、80年代にいなくなりました」と紹介。
下足札や畳敷き、シネラマ、楽士など、
懐かしいキーワードも満載のトークでした。
ということで、次回は・・・
8月17日(土)館長スペシャルトーク
「荒野の七人」~黒澤明の子供たち~ トーク/小檜山博(館長)
ちなみに、今回の第二弾は11月に予定!
11月19日(土)
「8ミリと映画館グラフィティー2」その②
今度の上映作品は、8ミリ作品「忠臣蔵」上映あり!