「森と湖のまつり」貴重なロケ風景写真を展示

P1040074北の映像ミュージアムの担当者デスクに近い壁面に1950年代の映画ロケ風景を捉えた珍しいスナップ写真集を掲示しました。内田吐夢監督作品「森と湖のまつり」(1958年公開)の釧路管内標茶町ロケのものです。

内田吐夢監督は3回北海道地方でロケをしています。1936年の「生命(いのち)の冠」に次ぐ2作目がこの「森と湖のまつり」です。

P1040076武田泰淳の同名小説の映画化。内田監督がロケ現場でアイヌ民族のアツシを纏った珍しいショットや乗馬姿の高倉健さんに演技を付けるショットも。これらの写真は内田監督の長男有作さんから、北の映像ミュージアムがオープンするはるか以前の「森と湖のまつり」上映会を開き、ゲストにお招きした時、頂いたものです。

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さきに内田監督は3つの作品を北海道ロケで撮っていると書きました。3つ目の作品は、北海道を舞台にした不朽の名作「飢餓海峡」(1965年)です。

余談ですが、内田吐夢監督の北海道作品第1号「生命の冠」(上映時間55分)を2月15日(土)午後2時から、北の映像ミュージアムで開かれる北のシネマ塾で上映します。この作品には後の名女優原節子がまだ15歳だったころ主演格で出演しています。ロケ地はいまは北方領土となった国後島。戦前の島の様子を伝える貴重な映像でもあります。

上映のあと、不肖喜多が、この作品について、原節子について、内田吐夢監督について、ちょっとした解説をしたいと思っています。お時間のある方はどうぞいらしてください。入場無料。

 

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