ミュージアムの企画展「漁業と歴史的遺産」を
もっと楽しむ不定期連載第2弾!
今回ご紹介するのは、
増毛ロケ『魚影の群れ』(83年、相米慎二監督)です。
大間に住む頑固なマグロ漁師(緒形拳)とその娘(夏目雅子)、
恋人(佐藤浩市)らの間で展開する人間ドラマ。
この作品の重要な設定が「マグロ漁」!
特に劇中、マグロの発見から死闘の末、
見事仕留めるまでの一本釣りの様子は見応え十分。
また、増毛町のロケ地となった旧「旅館富田屋」は、
北海道遺産にも選ばれている歴史的建造物。
映画を観れば、きっと増毛のロケ地に行き、
海の男の世界に思いを馳せたくなることでしょう。(アラタメ)