オープンまでの道のり③~上映会~

本日も晴天の札幌。でも、風はすっかり秋。

大通公園の木々も、しっかり色づいてきました。

さて、本日は月曜休館日。

不定期連載「オープンまでの道のり」をお伝えします。

◆ ◆ ◆

2003年、「北の映像ミュージアム」という目標を掲げ、

NPO法人化したメンバー。

しかし、なかなか官庁や企業の支援を得ることはできず、

場所や金銭面のめどはつきませんでした。

そんな中、運動の求心力を強めようと

力を入れたのが、上映会です。

北海道をロケ地とした400本以上の劇映画の中から、

メンバー選りすぐりの作品を紹介。

多くの人に鑑賞してもらうことで、

「北の映像ミュージアム」の意義を伝えようというものでした。

スタートは2001年9月。

札幌・道新ホールで開いた第1回「キネマ&トークの夕べ」です。

ゲストは、小樽市出身の映画監督・小沼勝さん、

札幌出身の哲学者・鷲田小弥太さん、作家・原田康子さん。

小沼さんは、

鹿追ロケ「女はバス停で服を着替えた」(2002年)の監督。

原田さんは、釧路ロケ「挽歌」(五所平之助監督、57年)

の同名原作小説の著者。

3人によるトークの後、「挽歌」を鑑賞しました。

その後、以下のように年1、2回の上映会を実施。

北海道ロケの優れた劇映画やドキュメンタリーを発信し続けたのです。

(つづく)

◆上映会の記録 【開催日「イベント名」/上映作品/ゲスト=敬称略=の順】
2001年9月「第1回キネマ&トークの夕べ」/「挽歌」/原田康子、小沼勝、鷲田小弥太
2002年9月「第2回キネマの夕べ」/「氷点」/品田雄吉
2003年6月「NPO法人設立 記念上映会」/「大地の侍」/川本三郎
2003年9月「第3回キネマの夕べ」/「飢餓海峡」/なし
2004年4月「第1回秀作テレビ番組上映会」/HBC「オロロンの島」/小南武郎
2004年9月「キネマの集い」/「森と湖のまつり」/内田有作
2004年10月「第2回秀作テレビ番組上映会」/STV「ドラマ 一年」/桜井宏平
2005年6月「知床半島世界遺産決定記念」/「遥かなる山の呼び声」「男はつらいよ 知床旅情」/なし
2005年10月「北海道シネマ・クラシック」/「魚影の群れ」/川本三郎
2006年11月「北海道シネマ・クラシック」/「家族」「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」/なし
2007年4月「第1回ワーナーおじさんと名画を楽しむ集い」/「ハリウッド・ミュージカル~タップダンスの魅力」/山田昻
2007年7月映画とフォーラムの集い「頑張れ!映画のまち 夕張」/「猟奇的な彼女」「冬の幽霊たち」/品田雄吉、喰始、澤田直矢
2008年2月「第2回ワーナーおじさんと名画を楽しむ集い」/ハリウッド・ミュージカルの楽しみⅡ「カップル・ダンスの名シーン」/山田昻
2008年10月「第3回秀作テレビ番組上映会」/「赤い靴はいてた女の子」/菊池寛
2008年11月「北海道シネマ・クラシック」/「ジャコ萬と鉄」/山田健
2009年6月「北海道シネマ・クラシック」/「馬喰一代」/小檜山博
2009年10月「北海道シネマ・クラシック」/「死闘の伝説」/なし
2010年6、7月北の映像ミュージアム10周年記念「シネマの風景フェスティバル」/「赤いハンカチ」「ギターを持った渡り鳥」「白痴」「南極料理人」「Love Letter」「網走番外地」/川本三郎、品田雄吉、沖田修一、西村淳、小檜山博

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