大通公園のイルミネーションもライトアップされ、
いよいよ冬の装いの札幌です。
さて、「北海道に映像ミュージアムを」と
提唱し続けてきた、竹岡和田男さん亡き後、
このミュージアム活動を長年支えてくださっている
奥様の竹岡羊子(ようこ)さんが、
平成23年度の札幌芸術賞を受賞されました!
おめでとうございます!
ミュージアム副理事長を務める羊子さんの本業は画家。
1955(昭和30)年に札幌に移り住んで以来、
ヨーロッパを中心に世界各地を訪ね歩き、
カーニバル画を描き続けていらっしゃいます。
札幌を拠点とした女性画家として先駆的に活躍、
美術教育にも力を注ぐなどの実績が認められ、
今回の受賞となりました。
羊子さんは、故・竹岡さんの想いを受け継ぎ、
この10年間、彼の膨大な映画コレクションを
管理・保存し続けてくださった方でもあります。
ようやく実現したミュージアム。
そこに展示された竹岡さんのコレクションを、
どんな想いで見つめていらっしゃったのでしょう。
授賞式で、ミュージアムメンバーと撮った1枚。
信じる道を突き進めば、きっと光が見える。
いつも絶やさない穏やかな笑顔が、
そう教えてくれている気がします。