今日も冷え込みの厳しい札幌です。
さて、本日は不定期連載
「オープンまでの道のり」をご紹介。
いよいよ、ミュージアム実現の時が近づいてきます。
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2010年夏、
ミュージアム活動10年を記念して行った
「シネマの風景フェスティバル」
一週間にわたる一大イベントは、
予想以上の大盛況!
北海道ゆかりの名作人気を裏付けると同時に、
さまざまな人たちにミュージアム活動を
知ってもらうきっかけにもなりました。
そして、なんと、こうした活動を見守ってきた
札幌市から、協力を得られることになったのです!
具体的には、
①札幌商工会議所が運営する
「さっぽろ芸術文化の館」1階の一部を借りられる
②コンビニエンスストアチェーン
「セイコーマート」からの寄付金を原資に活用できる
という、長年の課題だった
「場所」「お金」に一定のめどがついたことが
大きな後押しとなりました。
10年間抱き続けたメンバーの「夢」が
「現実」へと変わる、大きなターニングポイントでした。
メンバーはミュージアムの開設を9月と決め、
2011年2月、記者会見で発表。
さらに、ミュージアムの意義を考え、
オープンへの機運を高めようと、
4月にシンポジウムを開くことにしたのです。
(つづく)