札幌出身の映画監督・菅原浩志さんがご来館!

今日は青空!気持ちの良い冬空の札幌です。

さて、昨日夕方、

映画監督の菅原浩志さんがお見えになりました!

菅原さんは札幌ご出身。

札幌啓成高校卒業後、

米国カリフォルニア大学(UCLA)で映画製作と演出を学び、

帰国後の1988年、「ぼくらの七日間戦争」で監督デビュー。

ブルーリボン作品賞を受賞されています。

最近は、愛知県の豊橋を舞台にした

浅丘ルリ子さん主演作「早咲きの花」を監督。

実は、ミュージアム事務局長の

和田由美さんと高校時代からの長いお付き合い。

当時、和田さんが編集集を務めた

「ステージガイド」の映画コーナーを担当していたそう!

今回、映画の構想のための来札中のところ、

立ち寄ってくださったのです。

札幌にかつてあった映画ファンサークル

「サロン・ド・シネマ」時代に面識のあった

高村賢治理事と、さまざまな話題で大盛り上がり!

UCLAでの貴重な経験談、

「ぼくらの七日間戦争」誕生秘話などなど…

映画好きにはたまらない内容。

そんな中で、道産子に嬉しいお話が!

一つ目は、「早咲きの花」でご一緒された浅丘ルリ子さん。

菅原監督が今までで一番思い出に残る役を聞いたところ、

なんと、「男はつらいよ」のマドンナ役でおなじみの

リリーさんの役とおっしゃったそう!

あの寅さんと網走で出会い、函館で再会。

小樽まで一緒に旅するリリー。

北海道と縁の深い役を

そんな風に想ってくださっているなんて…感激です。

二つ目は、北海道での映画作りについて。

地元である北海道を舞台に、

キャスティング、ストーリー、公開に向けたキャンペーンに至るまで

北海道にこだわった映画づくりをしたい、というのです。

菅原監督によると、過去にお仕事でご一緒された

女優・高橋恵子さん(標茶町出身)も同じ想いだとか。

何でもお手伝いします!と意気込む私に、

「慌てないでくださいね(笑)。映画は『待ちの美学』ですから」

と菅原監督。

でも、監督の地元・北海道への想い、

そして、映画作りにかける情熱は確かなもの。

何年でもお待ちしますので、

ぜひぜひ、実現させてください!

そんな菅原監督より、

館内にサインをいただきました! 盛りだくさんの映画エピソードは、

直接スタッフからお聞きくださいね。

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