追悼・森田芳光監督

今日も厳しい寒さですが、空はきれいに晴れ渡る札幌。

さて、そんな日に、悲しい訃報が届きました。

森田芳光監督が、20日、急性肝不全のため亡くなったそうです。

61歳でした。

「家族ゲーム」(83年) 「失楽園」(97年) 「武士の家計簿」(2010年)など、

シリアス、コメディ、ロマンス、時代劇まで

多ジャンルの作品を世に送り出した森田監督。

北海道の道南、特に函館を気に入り、

「ときめきに死す」(84年) 「キッチン」(89年)

「海猫」(2004年) 「わたし出すわ」(2009年) と、4作をロケ。

12月2~4日に行われた 函館港イルミナシオン映画祭にも

ゲスト参加の予定でしたが、体調不良のため直前に欠席。

来年3月公開の新作 「僕達急行A列車で行こう」を鑑賞したばかりでした。

3年前の2008年12月、

「わたし出すわ」の撮影中に函館でお会いした時、

「好きな函館で映画がまた撮れてうれしい。

自分の作品の〝空気感〟に合っているのが街の魅力」

と、穏やかに話してくれた姿を覚えています。

私にとって、 森田監督といえばすぐに思い浮かぶのが、

函館で「カフェやまじょう」を経営する太田誠一さん。

彼は、〝森田組〟の一員としてロケを支援。

森田監督の人柄や撮影の裏話を聞くのが、

お店に行く楽しみでもありました。

太田さんをはじめ、今までロケに携わった

函館の方々の心中を想うと胸が痛くなります。

心より、ご冥福をお祈りします。

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