北海道ロケの作品などをテーマに、
理事らが昼下がりトークを行うイベント「北のシネマ塾」。
2014年最後の回が20日、ミュージアムで行われました。
街並み画家・浦田久さんをゲストに迎え、
ミュージアムの和田由美事務局長と語る
「映画館グラフィティー」も今回がラスト。
浦田さんは映画を見るのは「不良」とされた小学生の頃、
友達と競うように時代劇を観たこと、
戦争映画に触発されて少年航空兵に志願し、
戦死した友達がいたこと・・・など、戦前から戦後の記憶を紹介。
さらに、80~90年代に札幌にあった
ミニシアター「ジャブパート2」の
オーナーになった経緯を振り返るなど、
映画館と共に歩む人生を情感たっぷりに語ってくれました。
その後、浦田さん寄贈の8ミリ映写機を使って、
嵐寛の代表作「鞍馬天狗」シリーズの中でも
戦後に作られた異色作「大江戸異変」を上映。
その内容はもちろん、仲間の映写技師さんによる
フィルムの交換作業までが懐かしく、皆さんも興味津々の様子でした。
ということで、2014年のシネマ塾はこれにて終了。
ご参加くださった方々、ありがとうございました。
そして、来年ももちろん開催致します。
詳しいスケジュールは、あす発表!
どうぞお楽しみに。