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● ギャラリー展示は企画展も含め、年に3回程度入れ替わります。

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2018年企画展
「北海道が生んだ、映画界の至宝! 小林正樹の世界」

北海道をロケ舞台とした「人間の條件」をはじめ、「切腹」「怪談」「化石」など、多くの傑作を世に送り出した、小樽生まれの小林正樹監督。2018年の企画展は、小林監督の世界を紹介します。

生誕100年・没後20年の節目に当たる2016年以降、特集上映会の開催や初の研究本「映画監督 小林正樹」の出版などが相次ぎ、国内でも再評価の機運が高まっています。日本映画界に大きな足跡を残した小林監督。その生涯と作品世界に、ぜひ触れてください。

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ミュージアムのシンボル
1970年代から活躍の映写機

1976年製の富士セントラル映写機F-120
約 高さ2m・幅90cm・総重量200kg
直流電流式、キセノンランプの光をフィルムに透過させ、レンズを使ってスクリーンに投影します。
札幌市内では、有楽シネマ、札東映劇に次いで3番目に古く、1977年オープンの「サンピアザ劇場」に導入され、同劇場が専門館となった1984年~2004年の専門館終了まで活躍していました。

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今や希少な
カーボンアーク式映写機

富士セントラルF−6式 35ミリ映写機(1963年製)
戦前から1960年代にかけて主に使われた、カーボンアーク式の35ミリ映写機。2本の炭素棒(カーボン)で放電・発火させ、生じた強い光を光源にして映写する。士別市「テアトル銀映(銀映劇場)」の映写室で永らく眠っていたが、オーナーの田淵浩義さんのご厚意で寄贈された。

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映画監督 黒澤明 直筆の手紙

「白痴」映画化から27年後の1978年、
黒澤が新聞社の取材に答えた手紙

映画「白痴」(1951年、松竹)は、黒澤明がドストエフスキーの同名の大作を映画化した作品。原作の舞台はロシアのレニングラード(サンクトペテルブルク)。映画の舞台は激しく雪が吹きつける冬の札幌です。なぜ、黒澤は札幌の地を選んだのか。「私は『白痴』の映画化に当たって、最初からその舞台は札幌しかないと考えていた」など“札幌”への想いを綴っています。

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北海道ロケ地マップ100選&リスト

戦前から現在まで北海道でロケ撮影された映画は400本を越えます。「ロケ地リスト」は作品ごとにロケ地、製作年、監督名などを地域別にリストアップ。「ロケ地マップ」は地域別に代表的な作品100を選出し、北海道を4地域に色分けした地図ともに配置しています。映画のスチールやロケ地の写真もあり、見る人を“名作の旅”へと誘います。
A3サイズのコンパクト版を一部100円で販売しています。

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北海道ゆかりの映画人

原作者から、監督、女優など北海道と深いゆかりのある映画人を、代表作のスチール写真や脚本などを通して紹介するコーナー。作家で当ミュージアム館長の小檜山博原作の映画「光る女」の生原稿や道内出身若手映画監督の撮影風景写真パネルなど、映画ファンなら見逃せない収蔵品を展示しています。

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北の映像コレクション

自他共に許す、シネマディクト(映画狂)たちの収集品を一堂に展示。

《竹岡コレクション》

ミュージアムの礎を築いた故・竹田和田男氏が残した4万点を越えるコレクションから貴重な品々を展示。高倉健「昭和残侠伝」藤純子「緋牡丹博徒」の8ミリフィルムや大島渚映画監督の直筆手紙など。

《山田コレクション》

元ワーナーブラザーズ札幌支社長だった山田昂氏のコレクション。「映画の友」「アメリカ映画年刊」(1957)、社の記章やバットマンのピンバッチなども展示。

《品田コレクション》

映画愛好家品田平吉氏は映画評論家品田雄吉氏のお兄さん。5千点におよぶ収集品から、戦前の雑誌「映画評論」がずらりとならびます。なかなか見る機会のない貴重な品々です。

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シネマの本棚

山田コレクションを中心に、邦・洋画に関わる映画書籍の数々を手にとってご覧いただけます。淀川長治「シネマパラダイス」、双葉十三郎「ぼくの採点表」など思わず手が伸びる本ばかりです。

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戦後復刊の「キネマ旬報」

創刊号~1357号(1950-2001)

竹岡コレクション(一部は品田コレクション)より、戦後間もない頃に発刊された本は、時代の映画文化をかいま見る貴重な品々です。

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テレビが描いた北海道

1956年12月22日NHK札幌放送局が札幌テレビ塔から道内初のテレビ放送を始め、翌57年4月1日には民放HBC(北海道放送)が手稲山の山頂から放送を開始。スキージャンプ中継や北海道発のドキュメンタリーなど、北海道におけるテレビの歴史をダイジェストで紹介。
また、北海道を代表するドラマとなった「北の国から」など脚本家・倉本聰さんの紹介パネルも展示しています。

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視聴コーナー

DVDやビデオソフトを無料で個人視聴できるコーナーです。北海道をロケ舞台とした映画作品約40本とテレビドキュメンタリーなどがご覧いただけます。 当時の街並みや風俗を知る貴重な研究資料としての活用も大歓迎。ぜひ時間の余裕を持って、ご利用ください。

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